真福寺納骨堂内装工事

2016 -

客殿の新築、お通夜部屋の増築に引き続いて、既存木造本堂の一角に納骨堂を設計した。祭壇左側に設けられた達磨棚の背後に位置する小さなスペースである。南からの直射光により朱色に映える空間の中央に、斗栱を載せた素木の独立柱が立つ。お通夜部屋の前で直角に折れた客殿から軸線は、本堂に入ると外陣をなぞるように再度直角に折れ、達磨棚をくり抜いたに入口を抜けて納骨堂の独立柱に当たり、三たび直角に折れて位牌堂へと連続していく。

所在地 長野県上伊那郡辰野町
用途 納骨堂
竣工年 2016年
延床面積 9m2
構造 木造