敷地の広さを生かし、文化会館を若い桑の葉のように公園の中に伸ばし、建築とランドスケープの融合を図るという提案。八木川に張り出した敷地をなぞるように、機能に応じて5本のフィンガーを伸ばす。また洪水対策として、建築が建つ部分の地盤を約2m嵩上げして安全なマウンドを築く。その結果できる小高い丘の上に建つホールは、八鹿停車場線からの正面性を受け止めてシンボリックな佇まいをつくると共に、地形を利用して動線を立体交差させることで利用者にとって分かりやすく明快な施設構成となる。
計画地 | 兵庫県養父市 |
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用途 | 文化会館、公民館、図書館 |
延床面積 | 4,200m2 |
構造/規模 | S造、RC造 / 地上1階 |
選定結果 | 2018年のプロポーザルにおいて、宮本設計協力事務所として2次ヒアリング進出 |