大川小学校旧校舎震災遺構調査・基本設計等公募型プロポーザル応募案

2018 -

東日本大震災で多くの犠牲者を出した旧大川小学校を震災遺構として保存整備するプロポーザルへの応募案。静かな「慰霊」のエリアと災害の記憶を「伝承」するエリアを明確に分離し、改めて両者をランドスケープによって緩やかに繋ぐというコンセプトを立てた。「慰霊」〜「伝承」という対立するテーマを軸にして、漸移する5つのゾーンを設けることによって、訪れた全ての人々がそれぞれの想いで御霊に向き合うことが出来るように、多様な悼みの機会を保証することを提案した。

 

 

計画地 宮城県石巻市
用途 慰霊公園
施工面積 32,000m2
管理棟 延床面積: 300㎡
構造/規模: 木造 / 地上1階
選定結果 2018年のプロポーザルにおいて、宮本・みかん・E・Tee・ムラヤマ・テクトニカ設計共同企業体として2次ヒアリング進出(3席)