展覧会「入るかな?はみ出ちゃった。~宮本佳明 建築団地」を開催します

 

「入るかな? はみ出ちゃった。〜宮本佳明 建築団地」と題した展覧会を開催します。

建築の展覧会といえば、通常は図面、模型、写真といった副次的なマテリアルによって実物の建築を表現しますが、本展では原寸大の建築模型(モックアップ)を製作し、それらがレリーフのように壁や床の至るところから浮かび上がるという展示を試みます。鑑賞者の想像力を借りることによって、壁や床の向こう側に建築の全体像を浮かび上がらせることが出来るのではないかと考えました。いわば展示室からはみ出る展示です。

秋の宝塚で多くの方々にこの「建築団地」を楽しんでもらえれば嬉しく思います。

入るかな? はみ出ちゃった。

~宮本佳明 建築団地

Full Size is oversized:

KATSUHIRO MIYAMOTO Architecture Park

2023年9月16日(土)- 10月22日(日)

【会場】宝塚市立文化芸術センター

【開館時間】10:00-18:00(入場は17:30まで)水曜休館

【観覧料】一般(高校生以上) 1,000円

中学生以下 無料

障がい者手帳提示でご本人様、付添の方1名まで無料

【主催】宝塚市立文化芸術センター

【協賛】総合資格学院、株式会社東畑建築事務所、

公益財団法人戸田育英財団、株式会社ナカミツ建工

【協力】株式会社フリックスタジオ

【後援】神戸新聞社

 

 

【関連イベント】
アーティストトーク 
2023年9月24日(日)14:00-15:30

語り手: 宮本佳明(建築家)
聞き手・進行: 加藤義夫(宝塚市立文化芸術センター館長)
会場: 宝塚市立文化芸術センター・庭園内ガーデンハウス
定員: 40名(要整理券)
※ 当日、展覧会入場受付にて整理券を配布 (パートナー会員証または入場券購入が必要です)

パートナーズサロン 「建築団地」をめぐって
2023年10月14日(土)14:00-15:30

宝塚市立文化芸術センターの設計を担当した株式会社東畑建築事務所 代表取締役社長の米井氏をゲストに迎え、「建築団地」をめぐってトークを繰り広げます。
対談: 宮本佳明(建築家)× 米井寛(株式会社東畑建築事務所 代表取締役社長)
会場: 宝塚市立文化芸術センター・庭園内ガーデンハウス
定員: 30名(要予約)※2023年度パートナー会員限定、当日入会可(年会費2,000円)
申込受付開始: 2023年9月1日(金)10:00より 
宝塚市立文化芸術センターのWEBサイト https://takarazuka-arts-center.jp よりお申込みください。

 

 

「北九州市立埋蔵文化財センター移転改修工事」プロポーザルの最優秀者に選定されました。

福岡県北九州市が実施した「市立埋蔵文化財センター移転改修工事基本設計業務」に係る簡易公募型プロポーザルで、最優秀者に東畑建築事務所・宮本佳明建築設計事務所設計共同体が選定されました。
村野藤吾が設計した旧八幡市民会館を埋蔵文化センターにコンヴァージョンして再生するというプロジェクトです。

『木の國・木曽町の庁舎づくり I 設計プロポーザル編 公募で設計者を選ぶ』フリックスタジオ

宮本佳明が審査委員長として携わった「木曽町役場本庁舎・防災センター設計者選定プロポーザル」の、要項づくりから審査までの経緯をまとめた記録集がフリックスタジオより出版されました。

続きを読む 『木の國・木曽町の庁舎づくり I 設計プロポーザル編 公募で設計者を選ぶ』フリックスタジオ

鈴木悠生個展『Pray for nothing』が開催されます。

「ゼンカイ」ハウスにて鈴木悠生氏の建築写真展、『Pray for nothing』が開催されます。

鈴木悠生個展『Pray for nothing』
キュレーション 檜山真有
会期7月6日(金)〜7月13日(金)
時間11:00-18:00(最終日のみ17時まで)
場所「ゼンカイ」ハウス
665-0003
兵庫県宝塚市湯本町4-29
阪急電鉄今津線宝塚南口駅
JR福知山線線宝塚駅
会場提供・協力(株)宮本佳明建築設計事務所
問い合わせ
080-1453-7728
maaruhiyama@gmail.com
この度は、東京藝術大学大学院に所属します檜山真有がキュレーションを行い、宮本佳明氏の「ゼンカイ」ハウスにて建築写真の展示を行います。
出展作家である鈴木悠生は1991年長崎生まれ。現在東京藝術大学大学院に在籍。彼は建築をモチーフとして写真に収めます。彼の建築写真は建築を体験することの追体験はどのように可能かということをカメラを通じて探求します。
また、宮本佳明氏の「ゼンカイ」ハウスは1995年に発生した阪神淡路大震災にて「全壊」認定を受けた自邸を、鉄骨を通すことにより生活を続けられるようにしたもので、現在は彼の設計事務所として使われています。
建築の内部空間をどのように捉えるかという問いは鈴木にも宮本氏にも共通するものだと思われます。
我々が建築を体験するときに見えるものとは、一体何なのかということが「ゼンカイ」ハウスと鈴木の作品を通じて伝われば幸いです。